「ノラ君」と子供たちが呼んでいたのは
割と大きな犬でした。
特に子供とはしゃぐこともなく、
なでられておとなしく尾をふるような犬です。
犬の本能には子供たちを守ることもあるとか、
その役目を果たすために来ていたのでしょうか。
とにかく登校班がそろう頃には
どこからともなく現れて、
学校の入口でまた消えていたとか。
家のまわりはまだ田んぼだらけで、
稔りの前の田が
青々と波を打っているような時の
思い出です。
「ノラ君」と子供たちが呼んでいたのは
割と大きな犬でした。
特に子供とはしゃぐこともなく、
なでられておとなしく尾をふるような犬です。
犬の本能には子供たちを守ることもあるとか、
その役目を果たすために来ていたのでしょうか。
とにかく登校班がそろう頃には
どこからともなく現れて、
学校の入口でまた消えていたとか。
家のまわりはまだ田んぼだらけで、
稔りの前の田が
青々と波を打っているような時の
思い出です。