光る紀ノ川

「あさもよし」という言葉があります。

紀伊の枕詞ということになっていて、

麻裳よし、とも表現されています。

先日、紀ノ川大橋を渡ったとき、

なんともいえない色に輝く川面に心打たれました。

どのように表現したらいいのだろうと考えていて、

はたと思い出したのです。青ともみどりとも言えない、

爽やかな色彩。

ああひょっとしたら、これが「麻裳」なのではないか、と。

紀ノ川河口に住んでいて、何かにつけて市内中心部へと

橋を渡って暮らしています。

今までにも、この色に出会っていたのかもしれませんね。

川の色を見ることができて、

元気をもらえたように思えました。