暖かい日差しにさわさわと風が吹くと、
♪春の小川はさらさらゆくよ~♪
の曲を思い浮かべてしまうせいでしょうか。
縁側に行って靴下を脱いでしまいます。
小川はないけれど、風に足をさらしてみようという気持ち、
これを歌に詠んでみようと、下の歌、
ちょっと気取ってみたのです。
「新芽磨(と)ぐ
せせらぎほどの
温(ぬく)さかと
素足を縁(えん)の
風に並べぬ」
すると、ここ、お世話になっている「はてなブログ」さんから
スマホのほうに前の作品が紹介されていたのです。
2月21日の作品です。
「下駄ばきに
なりて縁より
降りてみん
春の小川となり風の吹く」
ついこの間のこと、毎回同じような気持ちになっています!
そこでよおく考えてみました。
北国育ちの私が、
長靴から解放されてやっと下駄を履いたときの感動。
青草の冷たさを感じながら駈けて行くと、
真っ白な林檎の木に出会ったたことがありました。
また雪が積もったのかしらと思ったのですが、
林檎の花だったのです。
あのときの状況が私の「春」の根底にはあるのかもしれない。
そこで、林檎の花を歌に登場させてみました。
林檎(りんご)の花ですよ。
桜を追うように咲きだすはず。
もう咲いているのでしょうか。